視野が狭い
- 2022年11月29日
- 視野が狭い
通常ものを見る時は左右に180度視野(視界)があり直接見えていなくても周囲の気配を感じとることができます。目から入った情報は視神経を通して脳内の視覚中枢で認知されますが、この経路のどこかに異常が起こることで視野障害が起こります。
視野障害のパターンに半盲(視野の半分が見えない)や病変と反対側の視野が見えない視野障害(同名半盲)があり他に視野の一部にキラキラしたモザイク様の光が見えて視野が狭くなる閃輝暗点があり片頭痛の前兆としてよくみられます。
視野(視野)が狭いときの症状
視野障害には半分見えない(半盲)や真ん中だけが見えない(中心性視野狭窄)などがあります。目から入った視覚情報が脳の視野中枢に届くまでのどこにどの程度の異常が起こるかで視野障害のパターンが異なります。
視野の一部に光(キラキラ感)が見えて視野が欠ける閃輝暗点という視野異常もあり、視野中枢(後頭葉)に脳梗塞や脳内出血を起こすと病変と反対側の視野が見えない視野障害(同名半盲)が起こります。
視野(視野)が狭いときの原因
下垂体(脳内のホルモン産生部位)に腫瘍ができた時や視野中枢(
治療法
下垂体に腫瘍ができている場合は手術をして視神経の圧迫を解除すると視野がもとに戻りますが、脳梗塞や脳内出血で視野中枢に障害を起こした場合は後遺症として残ります。
片頭痛の前兆として起こる閃輝暗点(視界のキラキラ感)は片頭痛発症予防薬を服用すると視野異常が起こりにくくなるとされます。