物が二重に見える|たぐち脳神経外科クリニック|福岡市西区拾六町の脳神経外科

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医療コラム

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物が二重に見える

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物が二重に見える

物の大きさや形、色の判断だけなら片目でもできますが、動くものを正確に見たり立体感や遠近感を認識するためには両目で見る必要があります。
両目を協調させて動かすために眼球周囲には6個の筋肉が付着しておりその筋肉の動きを調整する3つの脳神経(動眼神経、滑車神経、外転神経)があり更にそれら神経を統合する司令塔が脳幹部にあります。物が二重に見えてしまうのは乱視など眼球自体に異常がある場合と脳神経や脳内に異常がある場合に2つがあります。

物が二重に見えるときの症状

右、左、上、下方向に目を動かしてどの方向を見た時が一番ひどく二重にみえるかを確認してどの神経に異常があるかを判定します。

物が二重に見えるときの原因

正常時は物を見る時に動眼神経、滑車神経、外転神経の3つの神経がうまく協調していますが、どれかがうまく機能しないことで複視(二重にみえる)が起こります。
糖尿病などの生活習慣病があると神経障害が起こることが多いですが原因が不明なこともあります。

治療法

眼を動かす末梢神経の機能を修復、賦活する目的でビタミン剤の服用をして症状の軽快をはかります。