眩暈がする
- 2022年11月29日
- 眩暈がする
内耳の異常で起こる眩暈(末梢性めまい)と脳に異常があって起こる眩暈(中枢性めまい)があります。
内耳性の眩暈は回転性が多く中枢性では動揺性眩暈が多く内耳性めまいの代表としてメニエル症候群があり中枢性めまいは脳循環障害があります。
中枢性めまいは特に小脳に異常があると手足をスムーズに動かせなくなる運動失調が起こり大股で両足の間隔を広げた特徴的な歩き方になります。
脳にも耳にも異常がない場合でも首や肩のこわばりが強くなってめまいが起こったり急に頭を動かすと起こる頭位変換性めまいなども日常診療でよく経験します。
眩暈がするときの症状
眩暈は大きく回転性と動揺性に2種類があり、起こりやすいタイミングや温度・気圧変化など眩暈をひどくする要因があります。
眩暈がするときの原因
回転性めまいはメニエル症候群など内耳の異常、動揺性めまいは頭を動かしたり首や肩の筋肉のこわばりが原因で起こることがあります。
治療法
内耳に病変がある場合は内耳の循環改善薬を服用したり、頚や肩の筋肉のこわばりがある場合は体操したり、頭を動かすときはゆっくり行いめまいの増悪を抑えます。